花風

aiko( 柳井愛子 ) 花風歌詞
1.花風

作詞:aiko
作曲:aiko
編曲:島田昌典

あなたもこの空の下
同じ日差しを
眩しいと目を細め
くすぐる花風かすめ

もう心もおだやか
空はうなずき
マンションの2階の廊下でバイバイ
あたしの髮も伸び昨日の淚は乾き
時が經ち氣付いた搖るぎない心

生まれ變わっても
あなたを見つける
雨が止んで晴れる樣に

あなたもこの空の下
同じ日差しを
眩しいと目を細め
くすぐる花風かすめ

見えなくても
が聞けなくても
過ごした月日が二人を繫ぐの
手のひらに落ちた
奇蹟の樣な戀を
離さないで 污さないで

あなたがこの空の下
くれた七色の
世界を守り通すよ
臆病なあたしの胸で

生まれ變わっても
あなたを見つける
雨が止んで晴れる樣に
光が射しててそれは綺麗で
あなただけを照らしてるから

あなたもこの空の下
同じ日差しを
眩しいと目を細め
くすぐる花風かすめ


2.洗面所

作詞:aiko
作曲:aiko
編曲:島田昌典

昨日洗面所に置いてある
ガラスのコップが割れた
解ってるんだ 知ってる
形ある物は儚くいつかはなくなる事
解ってるんだ

だけどこうしてあなたとの
愛しき日々が記憶の奧のカケラになって
消えてゆくなんてね
太陽よこんなあたしを今すぐ隱して

ひとつずつ思い出が
あなたとあたしのある日をふいに壞しても
ひとつだけ變わらないよ
あなたの傍にいたいと
泣いたのはあたしだって事

どんな傷も癒えるよな
あなたの言葉はもう
聞こえない

橫顏に只 見とれたよ
愛しき日々は恥じらいながら大きくなって
靜かに今だって
二人步いた阪道に引き留められたり

いつかは思い出を
微笑みながら話せる日が來たとしたら
きっとその時は
あなたの大きな兩手を
もうー度戀しく想うだろう

ひとつずつ思い出が
あなたとあたしのある日をふいに壞しても
ひとつだけ變わらないよ
あなたの傍にいたいと
泣いたのはあたしだって事


3.ポニーテール

作詞:aiko
作曲:aiko
編曲:島田昌典

今ここであなたの考える 変なこと無力なこと
全部あたしの耳たぶにこぼしてほしいな
ひとつひとつあたしが分けて ダメな物しっかりと
握りつぶしてあげるのにな

暮れて人は優しさを残し
いなくなるとあなたが言うなら…

頭がおかしくなったって心が空っぽになったって
あなたの事だけは忘れないよ
笑顔はもういらないと顔背けたあたしを
諦めずにいてくれたから

今ここで歌ってあげるよ 人混みの渦の中
あなたにだけ聴こえる声で

肌に染みる暖かい汗
流れる度想いに潰れそう

結んだ髪の毛 はしゃいで出来た後れ毛も
あなたに見て欲しいのこのポニーテール
戸惑うなら明日もあさっても結ぶわ
だからいつもできるだけ近くにいてね

暮れて人は優しさを残し
いなくなるとあなたが言うなら…

頭がおかしくなったって心が空っぽになったって
あなたの事だけは忘れないよ
笑顔はもういらないと顔背けたあたしを
諦めずにいてくれたから